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御成町二丁目大火50周年式典が行われました 大館第4分団が纏振りを披露!!
2018-10-12
10月12日(金) 御成町二丁目大通りにおいて、「御成町二丁目大火50周年式典」が行われました。
はじめに、大館市消防本部による消防訓練を披露。次に瀧等町内会長より主催者挨拶があり、被災から復興、その後のまちづくりなど、今に至るまでの計り知れない苦労話などがありました。
大館市消防団からは地元大館第4分団員による纏振りが披露されました。
出場した分団員のみなさん、おつかれさまでした。
御成町二丁目大火について・・・御成町二丁目町内会パンフレットを引用
昭和43年10月12日(土)午前11時16分頃、御成町二丁目中心部で発生した火は、またたく間に製材所や商店街、民家を焼き尽くしました。
大館市は市制施行後、3度の大火に見舞われており、「たきつけの町」などと言われるほどでした。市では防火建築や火災に強いまちづくりを進めている矢先のことでしたが、結果的に4度目の大火となりました。
出火当初、街が焼け尽くされるとは思いもしなかったようで、火事場見物したりする人の姿が写真に記録されています。しかし、湿度47%、風速7mの西南西の風にあおられ、木造建築が密集していたこともあり、「火が反対側からきた」「大通りを炎が横に渦を巻いて走った」などと、当時を振り返る人もあるほど、その威力は凄まじく、午後2時に下火になるまでの3時間ほどで約290棟焼失、罹災248世帯、損害15億円超と大きな被害をもたらしました。
その後、1ヶ月も経たないうちに仮店舗やプレハブ住宅が立ち並び、市も早々に「御成町土地区画整理事業」実施を決定、昭和45年9月には舗装完了、48年2月にはアーケードも完成し現在に通じる街並みが形成されます。
被災から復興、その後のまちづくりと、当時の諸先輩方の苦労は推し量るに余りあります。そうした過去に向かい合うことで、災害に強く、活気に満ちたまちづくりをしていくことが必要ではないでしょうか。
お知らせ・・・大火写真パネル展が10月12日(金)~14日(日)まで、「ソーイングつるや」北側店舗(9時~18時)で行われています。
当時の貴重な写真がたくさん展示されております。ぜひ、足をお運びください。